• "地域特産物販売促進センター"(/)
ツイート シェア
  1. 山口市議会 2006-06-28
    平成18年第3回定例会(5日目) 本文 開催日:2006年06月28日


    取得元: 山口市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-14
    2006年06月28日:平成18年第3回定例会(5日目) 本文 ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット)    午前10時02分開議       ────────────・────・──────────── ◯ 議長(武田寿生議長) おはようございます。これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程はお手元に配布のとおりであります。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、2番、瀧川勉議員及び33番、須子藤吉朗議員を指名いたします。  日程第2、議案第1号平成18年度山口市一般会計補正予算(第1号)から日程第33、請願受理番号1「品目横断的経営安定対策」に関する請願までの32件を一括議題といたします。  これより各委員長の報告を求めます。教育民生委員長平田悟議員。             〔教育民生委員長 平田 悟議員登壇〕 ◯ 10番 平田 悟議員 おはようございます。教育民生委員会を代表いたしまして、本委員会に付託されました議案の審査結果を御報告いたします。  議案第1号平成18年度山口市一般会計補正予算(第1号)のうち関係分については、全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第13号字の区域の変更については、全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第17号仁保小学校屋内運動場増改築工事の請負契約の締結については、全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第19号山口市伊賀地高齢者女性等活動促進センター指定管理者の指定については、全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第23号平成18年度山口市老人保健医療特別会計補正予算(第1号)に関する専決処分については、全員をもって承認すべきものと決しました。  次に、議案第24号平成17年度山口市一般会計補正予算(第4号)に関する専決処分について関係分は、全員をもって承認すべきものと決しました。  次に、議案第28号山口市国民健康保険条例の一部を改正する条例に関する専決処分については、全員をもって承認すべきものと決しました。  なお、青藍会グループ不正請求事件について、行政の対応に対し、委員からいろいろな御意見がありましたので、その内容を御報告をいたします。  委員からの意見としては、この問題に対して議会側として、すっきりしたものを持たなければ、市民への説明責任が果たせないのではないか。入所者に責任を持てる結論を出すべき問題であり、理事がそのまま残っていること自体許されてよいものか。また、入所者や家族の心情、同施設で働いている方等の気持ち、意欲等を考えると是正の内容について納得が得られる結論ではないということなど、一連の流れを理解しながらも、理事全員を入れかえるなど、姿勢を示していただいて、今後の改善、指導にも鋭意努力をしていただきたいとの意見がございました。
     執行部側からは、法改正を含めた本件に対するこれまでの経緯の中で、市は保険者であるが、3月末までは県に指導監督権があり、4月から市に移管されたという立場において、行政処分までには至らないという判断をしたこと。また、今後について、一層厳しさをもって、同グループに対し、指導監督に当たりたいとの答弁がありましたので、本委員会で出された意見を十分に踏まえ、今後も厳正に指導監督に当たられますよう申し添えます。  以上で報告を終わります。 ◯ 議長(武田寿生議長) 環境水道委員長、小林訓二議員。             〔環境水道委員長 小林訓二議員登壇〕 ◯ 1番 小林訓二議員 おはようございます。環境水道委員会を代表いたしまして、本委員会に付託されました議案の審査結果を御報告いたします。  まず、議案第2号平成18年度山口市下水道事業特別会計補正予算(第1号)については、全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第8号山口市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例については、全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第11号山口市下水道条例の一部を改正する条例については、全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第14号山口市公共下水道山口浄水センターの建設工事(改築)委託に関する協定の締結については、全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第15号山口市公共下水道山口浄水センターの建設工事(増設)委託に関する協定の締結については、全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第16号山口市特定環境保全公共下水道川西浄水センター建設工事委託に関する協定の締結については、全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第20号中間処理施設整備事業用地の取得については、全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第21号山口市可燃ごみ指定収集袋の購入については、全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で報告を終わります。 ◯ 議長(武田寿生議長) 経済建設委員長氏永東光議員。             〔経済建設委員長 氏永東光議員登壇〕 ◯ 21番 氏永東光議員 おはようございます。経済建設委員会を代表いたしまして、本委員会に付託をされました議案等の審査結果を御報告をいたします。  まず、議案第1号平成18年度山口市一般会計補正予算(第1号)のうち関係分については、全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第3号平成18年度山口市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)については、全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第9号山口市徳地山村広場設置及び管理条例の一部を改正する条例については、全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第10号山口市地域特産物販売促進センター設置及び管理条例の一部を改正する条例については、全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第18号市道路線の認定については、全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第24号平成17年度山口市一般会計補正予算(第4号)に関する専決処分について関係分は、全員をもって承認すべきものと決しました。  次に、議案第29号山口市営住宅条例の一部を改正する条例に関する専決処分については、全員をもって承認すべきものと決しました。  続きまして、請願の審査経過の概要を御報告をいたします。  請願受理番号1「品目横断的経営安定対策」に関する請願につきましては、紹介議員から請願提出の経緯、請願の要旨、そして品目横断的経営安定対策が現在の日本の農業及び山口市の農業へどう影響するかという三つの角度から、品目横断的経営安定対策を中止、あるいは少なくとも凍結するとともに、意欲あるすべての農家を対象とした経営安定対策の実現、そして地域の実情を踏まえた施策の強化が必要であるとの説明がありました。  次に、委員会の審査過程につきましては、品目横断的経営安定対策が実施されることにより、山口市の農業にどのような影響があるか、実情を踏まえた議論を交わす中で、請願の採択、不採択について次のような意見がありました。  まず、この請願に対する反対意見として、品目横断的経営安定対策WTO農業交渉など、他の政策との関連から、容易に否定することができないこと。また、市内の各種農業組織によって、この対策への対応に温度差があること。さらには、この対策における多くの課題について認識はしているが、当面、新法成立に伴い、何よりもまず、現在、市内における多くの麦及び大豆生産農家の再生産に対する補償の確立が生産の維持拡大につながるという考えから、この対策の中止、あるいは凍結まで主張する立場になり得ないとの意見がありました。  一方、賛成意見として、この経営安定対策の対象となる農家はごくわずかであり、また、対象から外れた農家を守ることは自治体では困難なことから、ますます農業離れが進み、自給率の低下につながるため、この対策そのものを見直すべきであること。そして、家電リサイクル法でもう大きな問題となり、修正がなされた経緯があるが、今回の農業問題については、農家にとどまらず、消費者を含めた問題であることからも、議会や自治体から本請願の内容について声を上げることが重要であるとの意見がありました。  なお、基盤整備をしたところ、あるいはこれから進めようとしている農業者が、安心して農業ができるよう、今後取り組む必要があるとの意見がありましたことをつけ加えさせていただきます。  次に、請願の審査結果について御報告いたします。  請願受理番号1「品目横断的経営安定対策」に関する請願につきましては、賛成少数のため、不採択にすべきものと決しました。  以上で報告を終わります。 ◯ 議長(武田寿生議長) 総務委員長藏成幹也議員。              〔総務委員長 藏成幹也議員登壇〕 ◯ 20番 藏成幹也議員 おはようございます。総務委員会を代表いたしまして、本委員会に付託されました議案の審査結果を報告いたします。  まず、議案第1号平成18年度山口市一般会計補正予算(第1号)のうち関係分については、全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第4号山口市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例については、全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第5号山口市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例については、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第6号山口市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例については、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第7号山口市税条例の一部を改正する条例については、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第12号山口市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例については、全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第22号消防ポンプ自動車の取得については、全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第24号平成17年度山口市一般会計補正予算(第4号)に関する専決処分について関係分は、全員をもって承認すべきものと決しました。  次に、議案第25号山口市税条例の一部を改正する条例に関する専決処分については、賛成多数をもって承認すべきものと決しました。  次に、議案第26号山口市都市計画税条例等の一部を改正する条例に関する専決処分については、賛成多数をもって承認すべきものと決しました。  次に、議案第27号山口市使用料、手数料徴収条例の一部を改正する条例に関する専決処分については、全員をもって承認すべきものと決しました。  次に、議案第30号山口市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例に関する専決処分については、全員をもって承認すべきものと決しました。  次に、議案第32号土地所有権移転登記手続請求に関する民事調停案を受諾することについては、全員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で報告を終わります。 ◯ 議長(武田寿生議長) 以上で、各委員長の報告が終わりました。  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯ 議長(武田寿生議長) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。討論の通告がありますので、順次発言を許します。18番、須藤杲一議員。               〔18番 須藤杲一議員登壇〕 ◯ 18番 須藤杲一議員 日本共産党の須藤杲一です。日本共産党を代表して、討論に参加をさせていただきます。  まず、市長提案の議案のうち、5件について反対をいたしますので、反対討論、その理由を述べます。反対する議案について申し上げます。  まず、議案第5号山口市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、議案第6号山口市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例、議案第7号山口市税条例の一部を改正する条例、議案第25号山口市税条例の一部を改正する条例に関する専決処分について、議案第26号山口市都市計画税条例等の一部を改正する条例に関する専決処分について、以上5件です。  理由について申し上げます。5つの議案は、それぞれ個別の条例改正ですが、小泉自公政権の構造改革の名によって、地方自治体へのしわ寄せ、激痛を伴う国民への負担増の押しつけ、こうした中で出ている問題でありますが、渡辺市長のこうした問題に対する市民本位の対応も求められるわけであります。したがって、まとめる形で理由を述べさせていただきます。  議案第5号は、人事院勧告による職員給与の引き下げと勤務成績による定期昇給制度の導入であります。  議案第6号は、職員の退職金の改正です。勤務成績による定期昇給制度は、市役所に監視と賃金による差別、分断を持ち込むものであり、職員の勤務意欲や職場における協力体制の障害になり、ひいては市民サービスの低下につながります。退職金の改正は、中だるみを是正するとの説明などもありましたが、全体として引き下げの方向であります。市役所の仕事は、住民サービスであり、それを行う職員は協力し合える環境こそが必要です。差別と分断は障害にこそなれ、百害あって一利なしであります。人事院勧告制度は、もともと公務員にも保障されていたスト権の代償であります。しかし、この制度が、今では公務員給与と労働条件の引き下げの手段にされております。民間との格差是正が勧告の根拠と言われていますが、実態として公務員はいつも優遇されているかのように宣伝されて、この勧告が労働者全体の賃金引き下げ労働条件切り下げにつながっています。  議案第7号などは、3件ありますが、市税条例にかかわるものです。三位一体改革の中で税源移譲に伴う改正を含んでいるようですが、地方への移譲は不十分で、結局、国の歳出削減にしかなっていません。この3年間で交付税が5兆円も削減されています。まさしく地方自治体と国民への負担転嫁にほかなりません。総務委員会の審議の中で、今年度の課税通知書を受け取り、多くの市民が、ことしの増税額に驚き、市役所へ問い合わせや苦情の電話が殺到しているとのことでした。課税課の電話がひっきりなしにかかったとのことです。わざわざ窓口まで来る市民もあるとのことでありました。税金だけでなく、介護保険料や国保料にも連動し、さらに定率減税廃止固定資産税負担調整強化など、増税の影響は来年度も続くことになります。苦情の中には、税額が数倍になったとの声も少なくありません。また、一方で、税率のフラット化などによって、高額所得者株式所有者など、資産家には減税になっていることも見逃すわけにはいきません。このように、庶民には増税、金持ちには減税の条例改正にはきっぱり反対をいたします。  次に、請願に対する討論ですが、請願受理番号1「品目横断的経営安定対策」に関する請願については、賛成討論となります。この請願の趣旨は、この対策を中止すること。少なくとも制度の開始を一たん凍結し、意欲ある農家を対象にすることや、規模の大小を基準にしないで、実情に合った担い手確保を求めるものであります。請願の理由にも述べられているように、この対策の採択基準は大変厳しく、また、矛盾に満ちています。  その面積要件は、個人の場合4ヘクタール以上、集落は20ヘクタール以上でありますが、特例があるにしても、圧倒的な農家と集落を対象外とします。また、日本農業を支えている圧倒的な部分、家族経営がこの対策の対象から除かれるおそれが大変大きいことは重大で、また、大きな欠陥であります。  さらに、麦や大豆が平成16年から18年までの実績を固定していることは、大きな矛盾です。圃場整備などをして、これから頑張ろうとする地域は対象にならない。この点から見て、生産拡大に背を向けるものです。過去の実績を固定して、それ以上は対象にしないということは、生産の拡大はもちろん、自給率向上をも否定するものです。農業振興ではなく、農業つぶしの対策と言われるゆえんはここにも見ることができると思います。  山口市においても、この対策の対象になるものはごく少数の農家、ごくわずかな地域に限られることが、今議会の本会議や委員会の審議で明白となりました。また、この対策が出された背景には、WTO農業交渉があることも、今議会委員会審議で議論になりました。貿易の完全自由化を求めるWTOの方向では、国内農業が守れないことは明らかです。これは、日本農業に限った話ではありません。自然の影響を受ける中で生産される農産物は、この点が工業製品とは根本的に違います。WTOの規制強化を前提にしていたのでは、幾ら国内対策を講じても成果が上がらないことは明白であります。  市長は、合併後のまちづくりに対して、周辺部の振興なくして中心部の活性化もない旨、答弁をされていますが、合併して多くの農村地域を持つことになった山口市のまちづくりから見ても、この対策がそのまま実施されたら、新市の農業やまちづくりに大きな障害にこそなれ、振興策にはなりません。したがって、この請願は採択することが当然であります。市民の代表として、市民の声を代弁する議会として、その責任があると思います。審議を付託された経済建設委員会の結果は、賛成少数で不採択ですが、この本会議では、改めて採択されるべきと思います。委員会で不採択となった際、討論でだれ一人として不採択にする理由を述べられなかったのは、不採択にする根拠、理由が見出せなかったということではないでしょうか。それほど重大な問題、重大な欠陥がある対策なのです。この本会議で不採択とするなら、改めてその理由を明確にすべきです。その理由が示されないなら、採択されるべきと思います。この請願の紹介議員として、改めて、全議員の賛成を呼びかけて、賛成討論といたします。 ◯ 議長(武田寿生議長) 30番、伊藤斉議員。               〔30番 伊藤 斉議員登壇〕 ◯ 30番 伊藤 斉議員 新世紀クラブの伊藤斉でございます。会派を代表いたしまして、本議会に市長より提案されましたすべての議案に対しましては、賛成の立場で、また、請願受理番号1につきましては、反対の立場で討論に参加させていただきます。  本議会は、県央30万中核都市づくりについて、多くの議論が交わされてまいりました。防府市長選後の本市の対応が注目された中で、渡辺市長の県央30万中核都市づくりへの熱い、そして確かな思いというものを、私どもは強く感じたところであります。議論を通じまして、県央30万中核都市づくりの考え方や施策の推進方策が、市民の皆様へ、より一層明確に伝わり、また、多くの市民の皆様が従前にも増して大いなる希望や期待を抱かれたと理解いたすものであります。私どもも精力的にその実現に向けて努力していきたいと考えているところでございます。  さて、議案第1号の平成18年度山口市一般会計補正予算(第1号)につきましては、自治会集会所等建設事業や休日・夜間急病診療所小児科診療開設を初めとする補正予算であります。厳しい財政状況、限られた財源の中にあって、これらの地域コミュニティーの推進や地域医療の充実を図る施策は、本市の基本目標である「幸せが実感できるまちづくり」のさらなる具現化、さらには生活者重視の視点で取り組まれる事業と理解いたしております。  次に、議案第5号山口市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例及び議案第6号山口市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例につきましては、国の給与構造改革に伴う公務員給与制度の抜本的な改革であります。特に職員給与条例は年功的な昇給制度の廃止、新たな勤務成績制度の導入などが盛り込まれ、今後、組織全体の活力が問われてくる制度であると認識いたしております。今後のシステム構築に際しましては、職員の意識改革による住民サービスの視点で取り組まれますよう期待いたしております。  議案第11号山口市下水道条例の一部を改正する条例についてでございますが、改正の趣旨等については理解をいたすものであります。規定にもございますように、山口市環境基本条例の基本理念を踏まえまして、改正されました条例が適切に運用されますことをここに要望しておきたいと思います。  次に、議案第20号中間処理施設整備事業用地の取得については、地元への十分な配慮のもと、ごみの減量化と一般廃棄物最終処分場の延命化につながる中間処理施設の早急な整備に最善の努力をもって取り組まれますようお願いいたすものであります。  以上の内容をもちまして、議案第1号から議案第32号までにつきましての賛成討論とさせていただきます。  続きまして、請願受理番号1の「品目横断的経営安定対策」に関する請願につきましては、意見書を提出するに当たり、請願の要旨にある中止及び凍結といったいわゆる制度自体をもとの状態に戻すということではなく、当面、新法成立に伴い、何よりもまず現在市内における多くの麦及び大豆生産農家の再生産の保障が重要であると考えます。あわせて、過去の生産実績における3カ年の固定に対応する新たな対策を含む弾力的運用を求める運動を展開し、圃場整備完了地区及び計画地区への当初の計画どおりの営農実践こそが生産の振興、すなわち自給率の向上にもつながる道であります。このことこそが急務であり、山口市議会としても、より現実的な農家の立場に立った責任の持てる対応こそが重要であることから、このたびの請願には反対いたします。  以上で討論を終わります。 ◯ 議長(武田寿生議長) 以上で、通告による討論は終わりました。  以上で討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議案第1号平成18年度山口市一般会計補正予算(第1号)について、関係委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔全員起立〕 ◯ 議長(武田寿生議長) 起立全員であります。よって、議案第1号は関係委員長の報告のとおり可決されました。  議案第2号平成18年度山口市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について、委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔全員起立〕 ◯ 議長(武田寿生議長) 起立全員であります。よって、議案第2号は委員長の報告のとおり可決されました。  議案第3号平成18年度山口市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について、委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔全員起立〕 ◯ 議長(武田寿生議長) 起立全員であります。よって、議案第3号は委員長の報告のとおり可決されました。  議案第4号山口市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例について、委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔全員起立〕 ◯ 議長(武田寿生議長) 起立全員であります。よって、議案第4号は委員長の報告のとおり可決されました。  議案第5号山口市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ◯ 議長(武田寿生議長) 起立多数であります。よって、議案第5号は委員長の報告のとおり可決されました。  議案第6号山口市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例について、委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ◯ 議長(武田寿生議長) 起立多数であります。よって、議案第6号は委員長の報告のとおり可決されました。
     議案第7号山口市税条例の一部を改正する条例について、委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ◯ 議長(武田寿生議長) 起立多数であります。よって、議案第7号は委員長の報告のとおり可決されました。  議案第8号山口市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例について、委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔全員起立〕 ◯ 議長(武田寿生議長) 起立全員であります。よって、議案第8号は委員長の報告のとおり可決されました。  議案第9号山口市徳地山村広場設置及び管理条例の一部を改正する条例について、委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔全員起立〕 ◯ 議長(武田寿生議長) 起立全員であります。よって、議案第9号は委員長の報告のとおり可決されました。  議案第10号山口市地域特産物販売促進センター設置及び管理条例の一部を改正する条例について、委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔全員起立〕 ◯ 議長(武田寿生議長) 起立全員であります。よって、議案第10号は委員長の報告のとおり可決されました。  議案第11号山口市下水道条例の一部を改正する条例について、委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔全員起立〕 ◯ 議長(武田寿生議長) 起立全員であります。よって、議案第11号は委員長の報告のとおり可決されました。  議案第12号山口市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例について、委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔全員起立〕 ◯ 議長(武田寿生議長) 起立全員であります。よって、議案第12号は委員長の報告のとおり可決されました。  議案第13号字の区域の変更について、委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔全員起立〕 ◯ 議長(武田寿生議長) 起立全員であります。よって、議案第13号は委員長の報告のとおり可決されました。  議案第14号山口市公共下水道山口浄水センターの建設工事(改築)委託に関する協定の締結について、委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔全員起立〕 ◯ 議長(武田寿生議長) 起立全員であります。よって、議案第14号は委員長の報告のとおり可決されました。  議案第15号山口市公共下水道山口浄水センターの建設工事(増設)委託に関する協定の締結について、委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔全員起立〕 ◯ 議長(武田寿生議長) 起立全員であります。よって、議案第15号は委員長の報告のとおり可決されました。  議案第16号山口市特定環境保全公共下水道川西浄水センター建設工事委託に関する協定の締結について、委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔全員起立〕 ◯ 議長(武田寿生議長) 起立全員であります。よって、議案第16号は委員長の報告のとおり可決されました。  議案第17号仁保小学校屋内運動場増改築工事の請負契約の締結について、委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔全員起立〕 ◯ 議長(武田寿生議長) 起立全員であります。よって、議案第17号は委員長の報告のとおり可決されました。  議案第18号市道路線の認定について、委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔全員起立〕 ◯ 議長(武田寿生議長) 起立全員であります。よって、議案第18号は委員長の報告のとおり可決されました。  議案第19号山口市伊賀地高齢者女性等活動促進センター指定管理者の指定について、委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔全員起立〕 ◯ 議長(武田寿生議長) 起立全員であります。よって、議案第19号は委員長の報告のとおり可決されました。  議案第20号中間処理施設整備事業用地の取得について、委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔全員起立〕 ◯ 議長(武田寿生議長) 起立全員であります。よって、議案第20号は委員長の報告のとおり可決されました。  議案第21号山口市可燃ごみ指定収集袋の購入について、委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔全員起立〕 ◯ 議長(武田寿生議長) 起立全員であります。よって、議案第21号は委員長の報告のとおり可決されました。  議案第22号消防ポンプ自動車の取得について、委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔全員起立〕 ◯ 議長(武田寿生議長) 起立全員であります。よって、議案第22号は委員長の報告のとおり可決されました。  議案第23号平成18年度山口市老人保健医療特別会計補正予算(第1号)に関する専決処分について、委員長の報告のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔全員起立〕 ◯ 議長(武田寿生議長) 起立全員であります。よって、議案第23号は委員長の報告のとおり承認されました。  議案第24号平成17年度山口市一般会計補正予算(第4号)に関する専決処分について、関係委員長の報告のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔全員起立〕 ◯ 議長(武田寿生議長) 起立全員であります。よって、議案第24号は関係委員長の報告のとおり承認されました。  議案第25号山口市税条例の一部を改正する条例に関する専決処分について、委員長の報告のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ◯ 議長(武田寿生議長) 起立多数であります。よって、議案第25号は委員長の報告のとおり承認されました。  議案第26号山口市都市計画税条例等の一部を改正する条例に関する専決処分について、委員長の報告のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ◯ 議長(武田寿生議長) 起立多数であります。よって、議案第26号は委員長の報告のとおり承認されました。  議案第27号山口市使用料、手数料徴収条例の一部を改正する条例に関する専決処分について、委員長の報告のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔全員起立〕 ◯ 議長(武田寿生議長) 起立全員であります。よって、議案第27号は委員長の報告のとおり承認されました。  議案第28号山口市国民健康保険条例の一部を改正する条例に関する専決処分について、委員長の報告のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔全員起立〕 ◯ 議長(武田寿生議長) 起立全員であります。よって、議案第28号は委員長の報告のとおり承認されました。  議案第29号山口市営住宅条例の一部を改正する条例に関する専決処分について、委員長の報告のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔全員起立〕 ◯ 議長(武田寿生議長) 起立全員であります。よって、議案第29号は委員長の報告のとおり承認されました。  議案第30号山口市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例に関する専決処分について、委員長の報告のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔全員起立〕 ◯ 議長(武田寿生議長) 起立全員であります。よって、議案第30号は委員長の報告のとおり承認されました。  議案第32号土地所有権移転登記手続請求に関する民事調停案を受諾することについて、委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔全員起立〕 ◯ 議長(武田寿生議長) 起立全員であります。よって、議案第32号は委員長の報告のとおり可決されました。  次に、請願について採決いたします。請願受理番号1「品目横断的経営安定対策」に関する請願について、委員長の報告は不採択であります。本請願を採択することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ◯ 議長(武田寿生議長) 起立少数であります。よって、請願受理番号1は不採択とすることに決しました。  日程第34、議員提出議案第1号公共工事における建設労働者の適正な労働条件の確保を求める意見書の提出についてから日程第38、議員提出議案第5号基地対策予算の増額等を求める意見書の提出についてまでの5件を一括議題といたします。  提案理由の説明を求めます。20番、藏成幹也議員。               〔20番 藏成幹也議員登壇〕 ◯ 20番 藏成幹也議員 議員提出議案第1号公共工事における建設労働者の適正な労働条件の確保を求める意見書の提出については、案文の朗読をもちまして説明にかえさせていただきます。       公共工事における建設労働者の適正な労働条件の確保を求める意見書  建設産業は、我が国の基幹産業として経済活動と雇用機会の確保に大きく貢献してきた。  建設産業の特徴である元請と下請という重層的な関係の中で、建設労働者の賃金体系は不安定 な状態にあり、加えて、不況下における受注競争の激化と近年の公共工事の減少が、施工単価や 労務費の引き下げにつながり、建設労働者の生活に深刻な影響を及ぼしている。  このような状況の中、国では平成12年11月に「公共工事の入札及び契約の適正化の促進に 関する法律」が制定され、参議院で「建設労働者の賃金、労働条件の確保が適切に行われるよう 努めること」との附帯決議がされている。  また、諸外国においては、公契約における適正な賃金の支払いを確保する法律、いわゆる「公 契約法」の制定が進んでいる。  よって、国におかれては、建設労働者の適正な労働条件の確保とともに、工事における安全や 品質が適切に確保されるよう、公共工事における新たなルールづくりが必要であることから、下 記事項について特段の配慮がなされるよう強く要望する。                      記 1 公共工事における建設労働者の適正な労働条件の確保ができるよう、「公契約法」の制定を  推進すること。 2 「公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律」の附帯決議事項について、実効あ  る施策を実施すること。
     以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。   平成18年6月28日                                  山 口 市 議 会  議員全員の賛同をよろしくお願いします。  続きまして、議員提出議案第5号基地対策予算の増額等を求める意見書の提出については、案文の朗読をもちまして説明にかえさせていただきます。              基地対策予算の増額等を求める意見書  我が国には、多くの自衛隊や米軍の施設が所在しており、各地で基地施設の所在に起因するさ まざまな問題が発生し、住民生活はもとより地域振興等に多大な影響を及ぼしている。  そのため、基地施設周辺の市町村は、基地所在に伴う諸問題の解決に向けて鋭意努力している ところである。  こうした基地関係市町村に対しては、固定資産税の代替的性格を基本とした基地交付金(国有 提供施設等所在地市町村助成交付金)及び基地交付金の対象外である米軍資産や住民税の非課税 措置等の税財政上の影響を考慮した調整交付金(施設等所在地市町村調整交付金)が交付されて いる。  また、自衛隊等の行為または防衛施設の設置・運用により生ずる障害の防止・軽減のため、国 の責任において基地周辺対策事業が実施されている。  しかし、基地関係市町村の行財政運営は、基地所在に伴う特殊な財政需要の増大等により大変 厳しい状況にあり、国による基地対策のさらなる充実が必要である。  よって、国におかれては、基地関係市町村の実情に配慮して下記事項を実現されるよう強く要 望する。                      記 1 基地交付金及び調整交付金については、平成19年度予算において増額措置を講ずるととも  に、基地交付金の対象資産を拡大すること。 2 基地周辺対策経費の所要額を確保するとともに、各事業の補助対象施設及び範囲を拡大する  こと。特に、特定防衛施設周辺整備調整交付金については、平成19年度予算において増額措  置を講ずること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。   平成18年6月28日                                  山 口 市 議 会  議員の皆さんの御賛同よろしくお願いします。  終わります。 ◯ 議長(武田寿生議長) 21番、氏永東光議員。               〔21番 氏永東光議員登壇〕 ◯ 21番 氏永東光議員 議員提出議案を御説明をしたいと思います。議員提出議案につきましては、案文に沿って朗読することによりまして、意見書の提出の説明としたいと思います。  議員提出議案第2号市民生活を支える道路整備の推進と整備財源の確保を求める意見書の提出について。       市民生活を支える道路整備の推進と整備財源の確保を求める意見書  道路は、豊かな市民生活や活力ある経済・社会活動を支える最も基礎的なインフラであり、少 子・高齢化社会が進行している中、活力ある地域社会の形成を推進するとともに、地球規模での 環境問題に対処し、安全・安心を実感できる国土の実現を図るためには、道路整備は引き続き重 要である。  本市では、新県都のまちづくり計画に掲げている都市像「ひと・まち・自然が輝き未来を拓く 新県都」を踏まえ、「誇りのもてる伸びゆく美しい県都 山口の創造」を基本理念に「県央 30万中核都市の建設」、「幸せが実感できるまちづくり」、「市民に開かれ、市民とともにつ くる市政」を基本方針として、諸施策を積極的に進めているところである。特に、道路について は、安全で住みよい快適なまちづくりを一層推進するための重要な基盤となることから、国・県 道と市道との有機的な連携を基軸とした広域交通網の充実、さらには人や自然にやさしい交通環 境の整備に取り組んでいるところである。  一方、国においては、昨年12月に「道路特定財源の見直しに関する基本方針」が政府・与党 から示され、1)真に必要な道路は計画的に整備を進める。2)現行の税率水準を維持する。3)特定 財源制度は一般財源化を図ることを前提として、納税者の理解を得つつ、具体案を得る、とされ たところである。  しかしながら、本市の道路整備はいまだ不十分であり、地域の交流と連携を進める地域高規格 道路や国道などの幹線道路の整備促進、また、市街地やその周辺部における交通渋滞の解消、日 常生活に密着した地方道の整備促進、さらには、交通安全対策、道路防災対策等計画的、効率的 な道路整備の推進が緊急かつ重要な課題となっている。  よって、政府並びに国会におかれては、このような地域の実情に即した道路整備の重要性を深 く認識され、平成19年度の予算編成に当たっては、次の事項について特段の配慮がなされるよ う強く要望する。 1 地域の課題に的確に対応した道路整備を強力に推進するため、受益者負担という制度趣旨に  則り、道路特定財源はすべて道路整備に充当すること。 2 地方の実情に応じた道路整備が着実に推進できるよう、大幅に不足している道路整備財源の  確保を図ること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。   平成18年6月28日                                  山 口 市 議 会  全議員の御賛同のほどよろしくお願いを申し上げます。  次に、議員提出議案第3号品目横断的経営安定対策の細則策定にあたっての意見書の提出についてでございます。          品目横断的経営安定対策の細則策定にあたっての意見書  平成19年産から導入される「品目横断的経営安定対策」に関して、現在対策の対象となる担 い手・集落営農組織の育成確保に向けた取り組みが進められているが、生産条件格差是正対策に ついては、平成16年産から平成18年産を基準年として固定することとされている。  このことは、現在基盤整備事業を実施している地区や計画段階の地区においては、整備後の営 農計画に麦・大豆の生産を計画しており、生産条件格差是正対策の対象となる3年間の実績がな い地区もあり、整備後の営農に甚大な影響を及ぼすこととなる。  よって、国におかれては、担い手・集落営農組織の健全な育成と経営の安定を図る見地から、 農業者の生産意欲向上のため、下記の事項について配慮されるよう強く要望する。                      記  我が国の食料自給率向上との整合性及び担い手育成支援の観点から、品目横断的安定対策に係 る「過去の生産実績に基づく支払い」制度の弾力的運用、もしくはこれに相当する対策を早急に 講じること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。   平成18年6月28日                                  山 口 市 議 会  全議員の御賛同のほどよろしくお願いをいたします。  引き続きまして、議員提出議案第4号WTO農業交渉に関する意見書の提出についてでございます。               WTO農業交渉に関する意見書  WTOドーハ・ラウンド交渉は、農業・非農産品市場アクセス・サービスなど全分野について、 本年度までに最終合意がなされるよう集中的な交渉が行われている。農業交渉については、6月 下旬から7月上旬にかけて、モダリティを確立すべく精力的な交渉が継続されており、今次ラウ ンド交渉が立ち上がって以来最大の山場を迎えている。  WTO農業交渉は、21世紀の我が国の「食」と「農」の根幹をゆるがせかねない極めて重要 な課題である。  今後、交渉は最大の山場を迎え、情勢はますます厳しいものとなっていくが食糧自給率が著し く低いといった我が国など輸入国の共通の事情が十分配慮されるとともに、多くの人口を抱える 中で、小規模家族農業者によって展開されているアジア・モンスーン地域の農業が持続的に発展 できるよう、下記の重点事項の実現に向けて断固たる対応を強く要請する。                      記 1 農業の多面的機能など非貿易的関心事項を具体的に反映したモダリティを確立し、消費者へ  の安全・安心な農産物の供給を将来にわたって可能にすること。 2 開発途上国の実情を踏まえ、都市と農村の貧困を直視したモダリティを確立し、すべての国
     の農業の共存を可能とすること。 3 各国が抱えるセンシティブ品目の国境措置に関して柔軟な取り扱いを認めるとともに、上限  関税の導入を断固阻止し、輸入国の懸念に十分配慮した農産物貿易ルールを確立すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。   平成18年6月28日                                  山 口 市 議 会  全議員の御賛同のほどよろしくお願いを申し上げます。 ◯ 議長(武田寿生議長) 以上で提案理由の説明が終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯ 議長(武田寿生議長) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議員提出議案第1号から議員提出議案第5号までについては、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯ 議長(武田寿生議長) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第1号から議員提出議案第5号までについては、委員会の付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。須藤杲一議員。               〔18番 須藤杲一議員登壇〕 ◯ 18番 須藤杲一議員 日本共産党の須藤杲一でございます。ただいま上程されております議員提出議案のうち、2件について、反対、賛成討論をいたします。  まず、議員提出議案第2号市民生活を支える道路整備の推進と整備財源の確保を求める意見書の提出について、これは反対討論であります。若干理由を述べます。一般論として、また、山口市にとって、身近な道路の整備を促進することは当然であります。また、本市の課題であります。しかし、意見書の中にあるこの財源はすべて道路整備に充当することを求めることは、今日の情勢から見て、国や自治体の財政実態に合わないし、道路の整備状況からも合わないものです。特定財源がつくられた当初の目的からも、合わない状況になっています。この特定財源が採算の取れない高速道路の建設推進のてこにされているのが実態です。  そうした中で、道路特定財源の一般財源化は日本共産党もかねてから主張していたものです。今では、政府も言わざるを得ないところに来ています。その点は、意見書の中でも触れられておりました。それなのに、道路整備にすべて充当することを求めることは、甚だ矛盾です。山口市にとって、コミュニティバスを初めとした新市の公共交通の充実は市民にとっても行政にとっても重要で、緊急な課題です。この財源が使えるなら、どれほど役立つでしょうか。山口市の実情から見ても、特定財源に固持することは賛成できません。  次に、議員提出議案第3号品目横断的経営安定対策の細則策定にあたっての意見書の提出について、この品目横断的経営安定対策についての見解は、既に請願採択に当たっての賛成討論の中で述べたとおりであります。詳しく繰り返すことはしませんが、この対策が実施されるなら、山口市の農業も、日本の農業も、そして、農村集落も救いがたい事態になることは明らかです。今議会の審議でも明らかになったように、1割程度の農家しか対象にしないこの対策は、おおよそ農業の振興に値しません。対策の根本的な見直し、改革が必要だと思います。  この議員提出議案第3号は、このように重大な欠陥を持つ品目横断的経営安定対策に対する意見書ですが、根本的な問題を避け、いわゆるげた対策の固定された実績払い制度の問題点に限って指摘をし、その改善を今後の政省令の範囲で改善をすることを求めております。要求に当たって不十分さを持っているとはいえ、この対策の矛盾点を指摘し、山口市の農家と集落の願いを一部ではあっても、託すものであることから、賛成をいたします。  以上でございます。 ◯ 議長(武田寿生議長) 他に討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯ 議長(武田寿生議長) ないものと認めます。以上で討論を終結いたします。  これより採決いたします。議員提出議案第1号公共工事における建設労働者の適正な労働条件の確保を求める意見書の提出について、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔全員起立〕 ◯ 議長(武田寿生議長) 起立全員であります。よって、議員提出議案第1号は原案のとおり可決されました。  議員提出議案第2号市民生活を支える道路整備の推進と整備財源の確保を求める意見書の提出について、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ◯ 議長(武田寿生議長) 起立多数であります。よって、議員提出議案第2号は原案のとおり可決されました。  議員提出議案第3号品目横断的経営安定対策の細則策定にあたっての意見書の提出について、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔全員起立〕 ◯ 議長(武田寿生議長) 起立全員であります。よって、議員提出議案第3号は原案のとおり可決されました。  議員提出議案第4号WTO農業交渉に関する意見書の提出について、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔全員起立〕 ◯ 議長(武田寿生議長) 起立全員であります。よって、議員提出議案第4号は原案のとおり可決されました。  議員提出議案第5号基地対策予算の増額等を求める意見書の提出について、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔全員起立〕 ◯ 議長(武田寿生議長) 起立全員であります。よって、議員提出議案第5号は原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。ただいま可決されました意見書の今後の取り扱いについては、議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯ 議長(武田寿生議長) 御異議なしと認めます。よって、ただいま可決いたしました意見書の今後の取り扱いについては、議長に委任することに決しました。  日程第39、山口市農業委員会委員の推薦についてを議題といたします。  お諮りいたします。農業委員会等に関する法律第12条第2号に基づく委員の選任については、石本和子さん、河村喜代子さん、中川惠美子さん、藤村絹江さん、以上の4名の方を推薦いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯ 議長(武田寿生議長) 御異議なしと認めます。よって、石本和子さん、河村喜代子さん、中川惠美子さん、藤村絹江さん、以上の4名を農業委員会等に関する法律第12条第2号の委員に推薦することに決しました。  日程第40、常任委員会の閉会中の継続調査の件を議題といたします。  各常任委員長から、会議規則第104条の規定により、お手元に配布のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。  お諮りいたします。各常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯ 議長(武田寿生議長) 御異議なしと認めます。よって、各常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決しました。  以上で、今期定例会に付議された事件はすべて議了いたしました。ここで市長からごあいさつがございます。渡辺市長。                〔市長 渡辺純忠君登壇〕 ◯ 市長(渡辺純忠君) 今期山口市議会定例会におきましては、諸議案につきまして、長時間にわたり、慎重御審議の上、それぞれ御議決を賜りましたことを心からお礼を申し上げます。審議の過程におきまして、議員の皆様から賜りました御意見、御要望等につきましては、十分検討いたしまして、現在、策定中の総合計画に、また、市政発展のための施策、あるいは事業に反映してまいりたいと考えております。  議員の皆様方におかれましては、これから暑さに向かいます折から、御自愛をいただき、一層の御指導、御協力を賜りますよう、お願いを申し上げます。どうもありがとうございました。 ◯ 議長(武田寿生議長) これをもって、平成18年第3回山口市議会定例会を閉会いたします。お疲れさまでした。                  午前11時13分閉会       ────────────・────・────────────        地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。                    議     長  武 田 寿 生                    会議録署名議員  瀧 川   勉                    会議録署名議員  須 子 藤吉朗 Copyright (c) YAMAGUCHI CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....